« 千葉テレビ出演しました! | トップページ | 思い出の先生たち(BlogPet) »

思い出の先生たち

 どうも公教育批判ばかりしているので、「こいつは学校に何か恨みでもあるんじゃないか?」と思われても困る。むしろ、僕は学校へ行くことは楽しくて仕方がなかった。担任をしてくださった先生方もすばらしい方ばかりだった。今、こうして同じ「先生」と呼ばれる職についてみると、僕を担任してくださった先生方の素晴らしさが身にしみる。

 小2のときのO先生は、僕らに毎日日記を書くことを課していた。毎朝、先生に日記を提出すると、下校時に先生がすべてコメントを赤で入れて返してくださった。当時は1クラス40人くらいいたのだから、その労力や今思うと頭が下がる。おかげで僕は文を書くのが好きになり、毎日大学ノート1ページくらいの日記を書いていた。それだけに飽き足らず、自分が興味を持ったことなどは事典などで調べてレポート(もどき)を作成して提出までするようになった。今でも覚えているのが「バンアレン帯」についてのレポートだ。「バンアレン帯」なんて知っている小2って、ちょっと素敵じゃないですか?

 小5のときのK先生は、僕にとって初めての男性の先生。この先生の思いでも書き出すと膨大な量になってしまう。とにかく旧来の「学校の先生」という枠をいい意味で壊し続けている先生だった。算数や理科の授業は、先生が課題を出し、各自が考えた結果を発表させて、クラスみんなで議論しながら結論(たとえば公式など)を導いていくというスタイルだった。平行四辺形の面積は「合同な三角形ふたつ分」なのだということに気がついて発表できたときの喜びは今でも忘れられない。濃度の知識を教えるカリキュラムの理科の授業では、「塩を水に溶かしてみて、なんでもいいから気がついたことを調べなさい。」と言われ、先生の意図に反して(?)、塩を溶かしたときに見える「チンダル現象」と呼ばれる光の拡散現象に行き着いてしまったりした。

 たぶん、「総合学習」が目指しているのは、こういう授業と教育なんだろうと思う。だから、僕は「ゆとり教育」には賛成できなくても、「総合学習」はもっとみんなで検討していくべきものだと思うんです。

 そして、こういう素晴らしい先生方を知っているだけに、塾生を通じて聞こえてくる一部の学校の先生の怠惰と現状認識の甘さには腹が立ってしまうのです。

 ちょうど、乙武氏のブログでこのテーマがあがっていたので、良い機会なので書いてみました。

|

« 千葉テレビ出演しました! | トップページ | 思い出の先生たち(BlogPet) »

教育」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/77894/3202793

この記事へのトラックバック一覧です: 思い出の先生たち:

« 千葉テレビ出演しました! | トップページ | 思い出の先生たち(BlogPet) »