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がんばる若手S先生

 ちょっと用事があって、1年生の教室へ行った。そのクラスを担当しているのは、2年目の若手S先生。なにやら、ふたりの生徒をしかっている。その彼の叱り方を見て嬉しくなってしまった。じつに、うまいのだ。
 S先生は1年目の昨年は苦労のしっぱなしだった。老練の教室長のもと、担当したクラスの生徒とも、教室長ともうまくやっていけなかった。髭を蓄えた今風の風貌にくわえ、ベテラン講師の中でも自己主張をしていく彼を老練の教室長たちは忌み嫌った。でも、僕は彼のそういうところ全てが好きだった。若いんだから、それくらいの元気がなくちゃと僕は思ったものだった。
 今年、彼は僕の教室の中1、中2の下位クラスの数学を全面的に担当することになった。まったく同じ時間、すぐ隣で中堅からベテランの域に達しつつあるT先生が上位クラスを担当する。別にS先生が若手だから、下位クラスを担当するのではない。S先生がもつ本当の優しさが下位生徒には必要だろうし、T先生の妥協のない厳しさが上位クラスでは必要だろうと考えたからだ。結果は思惑通り。生徒からも親からも評判が良く、生徒も順調に増えている。
 はじめのころは、下位クラスの生徒たちはほとんど宿題をやってこなかった。それに対して若いS先生は若干感情的になって「おまえら、何なんだ!」と怒鳴ってしまった。あとから、僕が「勉強をやってこないから、成績下位なんだよ。勉強をやるようになれば自然と成績は上がるよ。だから、僕らの仕事は、彼らをいかに勉強する方向にもっていくかなんだよ。」とたしなめたものだった。でも、その一言でS先生は変わった。S先生のクラスの生徒たちも変わった。学校の先生に「お前みたいな屑は死んでしまえ!」と言われた生徒が、嬉々として11時まで勉強していく・・・。そんなクラスになった。S先生は、今日も1時過ぎまで生徒の小テストを添削。頭が下がります。
 その後ふたりでファミレスで食事をしたけれど、楽しかったな。S先生の生徒に対するあふれんばかりの愛を感じることができて、講師時代に仲間たちと毎晩遅くまでファミレスで授業の技法や生徒のことを語り合った日々を思い出してしまいました。

ps. ちなみに僕は今日は0時過ぎまで、トイレの修繕をしていました。かなりいい感じになりましたよ、トイレ。DIYとしてはまぁまぁかな。ちょっと手抜きしたところがやはり悪い結果となってしまったので、自己採点78点ってところかな。

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教育」カテゴリの記事

コメント

後輩が育つには環境も必要ですよね。

うちもみんな20代前半です。

僕の背中を見て動いているのでベクトルの矢印は突っ走らないと。

投稿: かわしま | 2005/05/11 11:46

かわしま先生のブログにも、若い先生のことが書かれていましたね。若い人たちが心置きなく突っ走れる環境にしていくことが、これからの僕の仕事の中心になっていくんでしょうね。もちろん、授業だってまだまだ若い人たちには負けないつもりです!

投稿: ほたる(中村) | 2005/05/12 14:26

ですです。

若い奴には負けません。35歳まで。

環境作りは大事ですよね。

投稿: かわしま | 2005/05/12 20:49

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